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王子「中華そば屋 伊藤」店主のニボシズムが、ハートにビシッと響く一杯

王子の中華そば屋伊藤の肉そば


北区豊島中央通り商店街にある

シンプルな作りの煮干しラーメン屋、

「中華そば屋 伊藤」さん。

大好きなお店の感想をここに記します。

どんなお店?

秋田角舘の人気ラーメン店「伊藤」の

暖簾分け店とのことです。

角舘のお店は、こちらのご店主の

お兄さまが営んでいるのだそう。


都内には他に、ご店主の息子さん?が

経営する赤羽店銀座店があります。

 

駅からは遠く、好みがかなり分かれる

ラーメンと思います。

 

この記事を読んで

「好みではなさそう。」と感じたなら、

行かない方がいいかもしれない。

 

好みかもしれないと思った方には、

是非お薦めしたいお店です。

アクセス情報

JR王子駅から徒歩約20分程度の場所、

豊島中央通り商店街にお店はあります。

 

住所は「豊島4丁目」です。

1㎞を約15分で歩く私が、

20分ちょっとでお店に到着。

 

食べログの店舗情報欄によると、

メトロ南北線王子神谷駅」の

最寄り出口からは、徒歩約13分程度。

 

 

電車の乗り換え時間も考えると。

王子駅前から都営バスを利用するのと、

どちらがいいのかなと思うところです。

王子駅前からのアクセス

JR王子駅の北口改札を出て

ペデトリアンデッキを渡り、

駅を背にして明治通りの左側へ出ます。

 

王子駅前公園前の都営バス停留所10番、

「王57」系統「豊島五丁目団地」行きの

バスに乗車。

 

「豊島4丁目」バス停で下車し、

左角に「北豊島三郵便局」がある

バス停と同じ名の交差点を左へ。

 

最初の交差点を右へ。

現在、左角に「城北信用金庫」の支店が

あります。


人通りまばらな商店街をしばらく歩き、

右側二本目の路地の先にお店を発見。

 

王子の中華そば屋伊藤のお店外観


内側に暖簾がかかっていて、目立つ看板

がないお店。通りすぎにご用心。

お店情報

基本11:00~16:00迄営業のお店。

日曜日も営業しているようです。

 

定休日は月曜日(祝日の場合は翌日)と、

第4日曜とのこと。

店内飲食メニューはシンプルに2つ。

【肉そば  税込み700円】

【そば  税込み500円】

 

それぞれに麵大盛りの設定が、

プラス150円であります。

 

券売機はなく口頭での注文。

注文時に前払いしました。

店内の様子

カウンター数席、テーブル席が1、2卓の

こじんまりとした店内。

カウンターの脇にはTVがありました。

 

厨房にこもって黙々と調理にいそしむ

ご店主と、ホール担当の女性店員さん

計2名での切り盛り。

 

時折り厨房から「ぺんっ、ぺんっ。」

という、濡れたものを叩くような音が

聞こえる。


これは、ご店主のストイシズム溢れる

湯切り音。

期待を高めつつ、注文品の到着を

待ちます。

肉そば

 

王子の中華そば屋伊藤の肉そば

 

税込み700円の品です、麺量は普通。

 

このお店のラーメンの特徴は、

スープの量が少なめなこと。

煮干しエキスが凝縮された濃い目な

スープなのです。

 

シンプルで素っ気ない見た目だけど。

整えて、ひとつひとつ考えて置かれて

いるのがはっきりとわかります。

 

 

 ♢具

  刻みねぎと煮豚のみ。

  ねぎはジャクジャクと勢いのある

  食感。青みと辛味を含んでいて、

  清涼感を感じます。

 

  煮豚は口なかでトロほろっと

  崩れる。脂身が甘くて、

  まろやかな味わい。

 

 

 ♢麵

  細めで水分少なめな、

  パツンとした風のストレート麺。

  断面は角のない真四角に近い形状。

 

  ツーツーとのど越し良く啜り、

  弾力を感じつつプツッと歯切れる。

  小麦感を堪能できる自家製麵。

 

加水率の低い麺は煮干しラーメンでは

定番のようですが、

私は栃木佐野ラーメンのピロピロ麺が

大好き。

 

麵は好みではないけど、スープにマッチ

していていいと思います。

どストライクなのはスープです。

 

 

 ♢スープ

  茶色いスープの表面には、

  煮干しの銀粉が浮いています。

 

王子の中華そば屋伊藤の肉そばスープ


  スープは量が少なめ、とろみはなく

  さらりとしています。

 

  丼の温度を終始キープする程度の

  あぶら感。

  異を唱えず添うような醤油感。  

 

  凝縮した旨味に比して塩味は強め

  と感じる。

 

  鶏や乾物魚介などの旨味の

  グラデーションとコク。

 

  上に ぱふっと粉をはたくかのように

  煮干しのえぐみをまとった、

  完全無化調のスープ。

レンゲでぐいぐいスープを啜れば、

煮干し独特の風味が ケンッ、と

眉間にくる。

 

ただあるがままに潔く、

煮干し感を追求する「ニボシズム」。

感覚を研ぎ澄まして作った丁寧な一杯。

こだわり

食材や調理法については、

記事投稿後に詳細情報を知りました。

 

高級煮干しを惜しげなく使ったスープ・

毎朝作る自家製ストレート麺

 

情報出典:【ぐるなび】中華そば屋伊藤

     より一部抜粋

 

TV番組の取材に基づく内容のようで、

正確な情報と思います。


↓ 「当店のこだわり」という項をご参照

r.gnavi.co.jp

 

ちなみに。私はラーメンスープでは

苦手な出汁素材があるため、

事前にお店のHPなどで出汁素材を

確認してから訪れる事が多いのです。

人柄も魅力

煮干し感溢れるスープもいいけれど、

ご店主の心意気もご馳走と感じます。

 

姿を見せずに厨房から

「ありがとうございました!」と

挨拶するご店主。

 

初訪時、厨房から聞こえた店主の

電話応対の声に、いたく感じ入った

のを私は覚えています。

 

「はい、(ご来店を)

お待ちしています。」

 

まるで電話越しの相手が目の前にいて、

気持ちを告げるような情感こもる声音。

胸の奥まで届き、響きました。

 

「この声の主が作っているのか。」と。

時間を作ってまた来ようと思いました。

 

店員のおねえさんは、

スープを完飲した丼を下げる時に、

満面の笑みを見せてくれたこともあり。

 

そういう時はこちらも嬉しい、

笑顔は万国に共通のものだから。

会いに行きたくなる一杯

濃厚まではいかない中程度の濃度で、

煮干しの癖をあえてまとう

誤魔化しの効かないスープは、日々

異なる表情を見せるように思います。

 

だから、

「今日もベストに近いものを目指し、

振舞おう。」

 

そんな店主の真っすぐな想いが、

いつもビシッと伝わる。

今日の一杯にまた会いに

行きたくなります。

 

舌先で感じるだけじゃない

諸々のことを受け止めて、

帰り道に じわっと美味しさが

ぶり返す類のお店です。

原点回帰

味の好みは人それぞれだけれど。

全身で感じて味わう「美味しさ」は、

案外共通で共感出来るものなんだろう、

と私は思います。

 

舌先で比べ、栄養や記録として消化する

食事の合い間に。

少しでもハートに響くような店を

もっと探して行きたい。

 

「食べたく思った店に立ち寄り、

 その美味しさを広めるために書く。」

 

食べ歩き開始時の初心に

返ろうと思った、節目のお店です。

 

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