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ネットの口コミは信用できない?口コミの嘘を書き方から見分ける方法

ブログ記事「信用せずに利用しよう!口コミの嘘がわかる読み方」のイメージイラスト「FAKE(まやかし)」

イメージイラスト:「FAKE(まやかし)」

 

誰でも買い物をする時には、利用者の感想を知りたくなるもの。ネットの口コミを参考にする方は、たくさんいらっしゃると思います。

 

個人的に「口コミの嘘を書き方で見分けるコツ」と思っていることを、いくつか書いてみます。

口コミは、実際に利用した人の感想が書いてあるとは限らない

私は、ネットで商品のレビューを読むときはいつも、「実際の利用者が書いたものではないのかも。」ということを、頭の隅に置いて読んでいます。

 

(20代・女性)が買ったビューティー・コスメ用品の口コミが、商品を買っていない(50代・男性)が書いたものだったとしても、別にわかりゃしないのだから。

 

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※画像はあくまでもイメージです!

 

売り手側の関係者が関わっているとおぼしき「やらせ内容」や「ネガティブキャンペーン」などは、口コミを読み慣れてくると、なんとなくわかるときがあります。

 

儲けが絡むからか、読む人の意識にきっちり訴えかけてくる感じがあるのですよね。

 

まず単に商品を絶賛するだけのものや、一切買う気を失くさせるような内容の口コミを見かけたら、少し疑いながら読むといいです。

口コミは、必ずしも素直な感想が書いてあるとは限らない

ネットで飲食店の口コミを読むときはいつも、「実際とは違うことを、何か大げさに書いているのかも。」と疑いながら読みます。

 

誰もが匿名で気軽に参加できる投稿サイトならば、おそらく「目立ちたいから口コミを書く。」ようなことだってあるでしょう。

 

気のきいた発言をする、カリスマレビュアー的な存在の人たちが、ネットやテレビなどでクローズアップされるような機会があるからなのかもしれないですね。

 

「わたし、もっと人気が出ないかなぁ。」

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※画像はあくまでもイメージです!

 

実際、大げさに盛った内容の口コミを書いて、推しのお店に客を誘導し、互いの影響力を競い合うような場面も、見かけたことがありました。

 

人を騙すつもりでつく「嘘」というよりも、エゴイズムから発した、ただの「不正」。単なる素直な感想と全く見分けがつかないところが、厄介だと思います。

飲食店の口コミレビューで、素直な感想と嘘を読み分けるコツ

口コミサイトでは「これは私の素直な感想です。」と、逐一宣誓してレビューを書くわけではありません。

 

だから、たとえ嘘を真に受けて店選びに失敗してしまったとしても、全て自己責任。読んで判断したのはあなただからね、と言われてしまうのでしょう。

 

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※画像はイメージです

 

では。素直な感想なのかどうか疑わしく感じる口コミを、自分がどのように読み分けているのかについて、お話します。

 

飲食店の口コミサイトを、例にとってみましょう。 

 

すると。単なる素直な感想とおぼしきものと、どうやらそうではなさそうなものの違いが、見えてくるようになりました。

素直な感想なのかどうか、疑わしく感じる口コミの例

試しに、実際グルメサイトに投稿した、私の口コミで検証していただくと、話が早いかもしれません。

 

投稿していた食べログさんでの、私のレビュアーネームは【赤身】/ 003105307f:id:cotton_100:20190325152354j:plainです。

 

口コミをよく書いたのは、東京下町や埼玉県南部にある、予算1000円~2000円程度で利用できるお店でした。

 

千駄木腰塚北千住マルイ店のルーベンサンド

 

画像出典:著者のブログ記事

千駄木腰塚 北千住マルイ店f:id:cotton_100:20190325152354j:plainより

 

たまには「肉山登山」で、5000円コースを食べたりもしたけれど。

肉山おおみやの国産赤身牛のシンタマ

 

画像出典:著者のブログ記事

肉山おおみやf:id:cotton_100:20190325152354j:plainより

 

以下、読み方の手順を詳しく説明します。

口コミは、書き手の気持ちがわかる時に、真実が見えてくる

私が口コミを書いたお店のページで、わたくし【赤身】の投稿を起点にして、順に新しい口コミを読んでみてください。

 

居酒屋・焼き鳥、もつ焼き屋・パン、惣菜店・和菓子店・ラーメン店などがいいかも。

 

同じ人がいつも何人か後を追うように、事実検証や批判、もしくは同調する内容の口コミを書いていることに、気づくと思います。

 

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※画像はイメージです

同じエリア、同じジャンルで食べ歩いていると、たまたま同じお店を回っていることは、もちろんあるのですが。

 

記述から、わざわざ口コミを書くために、そのお店に行ったような感じが読み取れる時は、要注意。

  

誰かに目をつけて、批判したり否定したりを繰り返すのは、他人をおとしめて代わりに自分の価値を上げたいから。当てつけで意見を書いていることが多いのです。

 

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※画像はイメージです

 

あらかじめ「こういう風に書こう。」と決めて書く口コミは、単なる素直な感想から離れがちなので、うのみにしないほうが賢明、と思います。

 

口コミは書き手の気持ちがわかる時に、真実が見えてくることがある。

一読で「YES・NO」を決めさせる、疑わしい口コミの例文

他には、一読でYES・NOを決めさせるような、威力ある書き方の口コミを、用心して読んでいます。

 

「カワウソ氏も高評価!話題の新店です。」

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※画像はイメージです

 

個人的に、特に注意すべきと思った書き方の例は、次の2つ。

 

①「AではなくBだった、ゆえにCである」

他人の意見などを取り上げ否定した後に、肯定の持論を展開し、結論づける書き方。

 

明らかに「結論Cのために、強引にAやBを用いている」と感じた時は、用心します。

 

②「知識や経験が豊富な私が利用したら、〇〇でした」

華々しい経歴を掲げる人のおすすめ情報。なるほどねって読みがちなものですが、「これをよく知る私が。」は自己申告!

 

そんな記述を真に受けてお店に行ってしまってから、「ああ、本当はよく知らない人が書いた口コミだったのか⤵」と思ったことが何度かありました。

グルメサイトの口コミ、店選びの決め手となる情報を探すコツ

自分の知る範囲で、役に立つかもと思った情報も少し書いておきます。

 

先ほど例を挙げた、食べログさんで使っていた便利な機能について。

 

認知度が高いこのサイト、口コミの一件ごとに「コメント欄」があることは、ご存知でしょうか。

 

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※画像はイメージです

 

サイトでは、ガイドラインで禁止されているような内容の口コミは、下書きに戻されて書き直しを求められます。

 

そこで、主に投稿ユーザー同士が使うコメント欄で、投稿者が口コミ内容の補足説明をすることがあるのです。

 

ここに書かれていることが、お店選びの決め手になったことがありました。

低評価な飲食店の口コミは、コメントを読めば、その理由がわかることもある

食べログさんは、口コミを数件(4~5件)投稿することではじめてコメント欄が設定され、読んだり書きこんだりができるような仕組みでした。

 

採点のみの口コミ投稿でも、欄は設定・表示されました(2015年当時)。これを読めるようにしておくと、あとで何かと便利なのです。

 

試しに、自分のページでコメント欄を表示してみましょう。(通常は非表示設定、ログイン時のみ表示)

 

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ちなみに、私はPCからのアクセス時によく利用していました、スマホからは読んだことがありません。

 

膨大な会話の波間に、お店選びに有効な情報が隠れていることがありました。

 

例えば、「店主が不遜な態度を取った。」と口コミに書かれていたときに。

 

コメント欄を読んでみたら、店主がそういう態度を取ったのは、書き手であるお客の態度が非常に悪かったからだとわかって、なるほどと思ったりとか。

嘘や不正はあるのかもしれない、と思いながら口コミを読む

ネットの口コミを読んで参考にするのに、いつも使うようなサイトがある場合。そこに信頼のおける書き手を探しておくことは、言うも及ばずなことですが。

 

同時に、「これは読んでもアテにならない。」と思った書き手を覚えておくようにすると、案外読む手間がザックリ省けるのです。

 

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※画像はイメージです

 

誰もが匿名で気軽に書けるネットの口コミ。

 

純粋な悪意で嘘を書くだけでなく、他人の行動に影響力を及ぼしたくて書く不正だってあるかもしれません。それを常に頭に置きつつ、口コミを読んだほうがいいと思います。

 

 

画像出典:写真ACf:id:cotton_100:20190325152354j:plain

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先日、カテゴリー「エッセイ」に、はじめて書いた創作物語を加えました。

 

一般人がつい、「釣りレビュー」や「フェイクレビュー」に手を染めてしまう。その心の動きを、深く掘り下げて書いた三部作です。

 

cotton-100.hatenablog.com

 

cotton-100.hatenablog.com

 

cotton-100.hatenablog.com

 

興味がありましたら、お時間のある時に是非どうぞ!

 

【2019.9.1.初投稿】【2021.1.17.更新】

 

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